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農業体験:大根調理実習

2009年11月28日、親子で種まきして大きくなった大根を収穫し、その大根を使って調理実習をしました。野菜ソムリエの加藤正哉さんに講師をお願いして、講義と調理を指導していただきました。

調理実習にはたくさんの親子が参加してくれました。
これから調理する大きな大根を持って、うれしそう!

さあ、大根の講義が始まります。
まずは、こんな変な形の大根を見せてもらいました。

どうしてこんな形になるのでしょう。

それは、成長途中で石や邪魔なものがあって枝分かれしてしまったり、栄養分の多いほうに伸びてしまうというのが原因だそうです。

この大根と黒豆を大黒様に奉納するという風習もあるそうですよ。
次に、大根は場所によって味が違うというのを、実際に食べ比べしてみました。

葉っぱに近いほうが甘く、根の先のほうが辛いというのが答え。

次に大根に含まれている消化酵素:ジアスターゼの実験です。

くず粉を練った塊に、大根のおろし汁を加えてかき混ぜると、くず粉の塊がボロボロに・・・
さらに、比較実験です。

子どもたち3人の唾液(ペッ!)を混ぜてみると、こちらも同じようにくず粉はボロボロに・・・


大根の消化酵素を簡単に実感できました。
さてさて、調理に入りましょう。

これは、調理に使う大根。
大根の他の材料。

本日の調理メニューは、

●超カンタン!大根のコク旨炒め
●大根と”でこば”の梅おかか和え
●大根のピリ辛クッパ

の3品です。
大根の皮むきをがんばります。
大根をどうやって切ろうかな。

子どもたちを指導する大人はグッと我慢!
大根の輪切りに挑戦。真剣なまなざし。
豚ひき肉を炒めます。女子はさすがに手際が良いですね。
いちょう切りにした大根を色がつくまで炒めます。
クッパの具材を炒めます。
約1時間半で3品の調理完了!

3品とも大根の食感も味も違っていて、美味しく出来上がりました。

短時間で安く美味しくできる大根料理、皆さんで楽しみましょう。

この日のために大根を収穫してくれた様子を加藤さんのブログ「あきた野菜果物研究舎」でご覧いただけます。大根のしゃぶしゃぶがとても美味しそうです・・・

野菜ソムリエの加藤さん、ありがとうございました。

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