農業体験:ホップ収穫見学
シシリアン・ルージュ収穫体験に引き続き、ホップ収穫の見学に行きました。横手市大雄地区は、日本でも1位2位のホップ生産量を誇ります。ホップの収穫は8月末から9月初旬、お天気の良い日に行います。
大雄ホップ組合ハ柏(やがさわ)支部長:佐藤良徳さんからホップの説明をしていただきました。今年は、残念ながら、風の影響で収穫量が3分の2程度になってしまったそうですが、お父さんの美味しいビールのために、ホップ農家さんはがんばっていました。
ホップは5mほどに伸びるツタです。 収穫のときは、ホップの根元を切る人、はしごの上でホップを切って落とす人、トラクターの荷台に積む人が3人一組で作業します。 高所の作業のため、高齢化が進む農家では危険も大きくなります。 見学の子どもたちには、そばには寄らないように指導がありました。 |
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ツタには、マツボックリのような形のホップの花がたくさんとなっています。 | |
ホップの花をひとつ手にとってみました。 こんな形です。 |
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中を開けてみると、根元に黄色のツブツブがあります。このルプリンという物質が、これがビールの香りと苦味の元となります。子どもたちも舐めてみていました。 |
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みんなで収穫後に残ったホップを観察してみました。 | |
ほんとにツタですね。 まだまだ、根元にたくさん残っています。 香りもハーブ系の良い香りでした。 |
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残ったツタは丈夫なので、クリスマスリースにも使えるそうです。 さっそく、もらって帰ります。 |
収穫されたホップは、専用の乾燥施設に運ばれます。
続きはこちら。「ホップ乾燥施設見学」