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ごあいさつ


現在、日本の食料自給率は39%です。日本は、人が生きていくために必要な食料の6割を外国から輸入しないといけないのです。これは大変なことです。 そして、中国の冷凍餃子や牛乳への薬物混入、事故米の転売など、食品への不安は増すばかりです。明らかに輸入に頼っている食生活を考えないといけない時期にきています。 でも、安い食材に手を伸ばしてしまう現実もあるのです。

今、私たちは何を考えないといけないのでしょうか。

日本の食料自給率は39%ですが、秋田の食料自給率は174%。国内では北海道についで2番目です。この豊かな土地の良さを再認識し、安全で安心して食べられる地元の食材をもっと見直すべきだと、私たち実行委員は考えました。


今回のイベントでは、映画「いのちの食べかた」の上映と「食のイベント」を企画しています。

映画「いのちの食べかた」は、大量生産・大量消費されている食材が、どこでどのように作られて、私たちの食卓にのぼるのかを教えてくれます。農薬づけの野菜、牛・豚・鳥の精肉現場、オートメーション化された工場、そして過酷な労働環境で淡々と働く人々の様子は、BGMなし・ナレーションなしの美しい映像だけで、強いメッセージを送ってきます。

「食のイベント」では、横手に住む人々が気がつかないぐらい数多く生産されている野菜・くだものを紹介するために、子どもたちの協力を得て、大きな手づくりマップを制作します。圧巻の地図を楽しみにしてください。

他には、自給率比較お弁当紹介、今話題の給食甲子園レシピの紹介、今回のイベントで初登場の地産地消「うんめぇスイーツ」試食、地元の牛乳を使ってのバター作り体験などを準備中です。


食にうるさい有志が集まって、完全ボランティアで企画・準備を進めています。

食の現状をしっかり見つめてもらいながらも、愛すべき地元を再発見するイベントを目指してがんばっています。

ぜひ、皆さんもイベントを楽しみにきてください。


2008年10月14日
「よこての食べかた」実行委員会
実行委員長 篠木郁子
実行委員一同

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